ぼくのかんがへた初音ミク最強電波20曲(前篇)
しばらく前にASCII.jp:大人が聞くべき「初音ミク」最強20曲といふ記事があったけど、これって最強…なの……?いや、良い曲揃ひってことはまったく否定しないんだよ。でもなんか足んない。
さうだね、電波が足んない。具体的には前述の記事は音樂的趣味に傾きすぎてて、音樂の智識がない僕にはいまいち乘りきれない。
だから理窟拔きで樂しめる、時に電子ドラッグな電波曲を紹介してみるよ! ただし、全部がさうだといふことではないけれど、世間でいふところの電波ソング/萌えソング、具体的にはKOTOKOだとか桃井はるこ、MOSAIC.WAVなんかが生理的に嫌だってひとには向いてないからバックした方が身のため。
あ、タイトルは「初音ミク」にしたけど、VOCALOID全般のオリジナル曲を扱ふので念のため。
続きも書いたよ! ぼくのかんがへた初音ミク最強電波20曲(前篇)
1. shooting star replica -miku ver- / PtPd
初っ端は電波強度弱めかつ癖になる、ポップでエレクトロな(よくわかってない)かはいいミクノポップ。女の子な歌詞にきらきらした音がマッチして実に癖になる。とても赤卵が作ったとは思へない綺麗な曲。
……でもこっちは「きれいな」ヴァージョンなのであって、飽くまで分家筋。「本家」の方は自分で確認してみてね、ってことで。こっちの方が好きなんだけどさ。
2.りんりんみかん / 斑石うにも(すくみずP)
二曲めには病氣レヴェルにペドフィリア氣味な電波曲を紹介。
狙ひすぎな歌詞と「すくみず」なリンPV、そして電波性の高い歌詞が非常にマッチして僕らを中毒に誘ふ。初期にこの曲にはまってしまったがために、しばらくロードローラーリンを受け入れられなかったほど。
なほ作者のすくみずPはこの作品のあと一年以上音沙汰がなかったのだけれど、今年の5月に短いながらも新作が發表されてゐるので、今後の活躍(ペドフィル的な意味で)が待たれる。
3. バンバンブー☆ / ラヴリーP
曲名に見えるやうにパロディ要素のある曲でこそあるが、それよりも強くラヴリーPの不思議な魅力が表現されてゐる。「元気の出るミク曲」タグにも表現されてゐるとほり、テンポの良いリズムを面白い歌詞の相乘でとても樂しい曲に仕上ってゐる。
4. 恋色病棟 / OSTER project(ふたなりP)
曲の可愛さで定評のある一曲。ボカロ界隈でも最高峰に近いふたなりPのミク調教技術を堪能あれ。さらには絵に定評のある友人(Yおじさん)のイラストとうp主出演による自作PVもたまらない。ちなみに、アイツ=俺*1。
5. プリティパンティ☆悪マリン / ゆにめもP + ぶっちぎりP
再びテンポの良い電波曲ではあるけれど、曲名ほどには病的ではないし、エロバカ系の電波ソングでもない。むしろ、フレーズの語呂の良さのためだけに付けられた曲名だと思って差し支へない。